Moe日記 その7

毎週末は無料オンラインゲームのマスターオブエピック略してMoEをする。金曜の夜に私の唯一の持ちキャラのマカフィでログインすると、いつもいるばーじる君がいなかった。珍しいこともあるもんだと思いつつ、ビスク西広場で鉄砲玉の生産に精を出す。そうしているうちに、「ふろーら」というキャラが話しかけてきた。小人族の女性だ。そんな知り合いはいないなぁと思いつつ「どちらさまですか?」と聞いてみるが当てて下さいとのこと。いつものMoE日記を見ているマイミクさんのうちの誰かかとも思ったが、ばーじる君がいないことがいちばん怪しい。「なるさん?」と答えると正解とのこと。第一キャラのばーじる君がスキルキャップ(全スキルの合計値が850を超えられない。ちなみにスキルは増やすだけでなく減らすことも出来る。このスキル配分をどうするかがMoEの醍醐味だ)に達したので、スキルを分担をするキャラを作ったとのこと。ふろーらは生産系らしい。会話を進めるうちに、違和感を感じていたが、ばーじるとちがってふろーらは丁寧語を好んで使うようだ。ネトゲでもちゃんとロールプレイしているのは立派だなぁと感心した。で、別行動する事にしてマカフィは露店めぐりを開始した。悟りの石<採掘>(採掘スキルの上限を5上げる)が500gであったのはめっけもんだった。そうしているうちに、「アイリーンズベルを17Kで売ります」という声が響いた。持ち運びアイテム数5つ増加用アイテム・アイリーンズベルが20Kを下回っているのは買いだと思い早速銀行で貯金をおろして買いに行く。売っているのは「さくらこー」さんだ。ビスク西銀行前でトレードした。これで、採掘作業が楽になる。アイテム枠に余裕があると、目的以外の鉱物も採掘して目的鉱物が出るのを促せる。まぁ重量制限があるので、目的鉱物の持ち帰り量は少なくなるが、それ以外の鉱物も使いようはあるものだ。使うときまで貯め込むなり露店で売るなりすればいい。で、ビスク西広場に戻り鉄砲玉の生産を続けていると「アイリーンズベルを15Kで売ります」との声が響いた。あちゃー、待てば2000も安く買えたのか。まぁ、前回のときに20Kで買うより安かったんだから、満足することにしよう。
採掘スキルも鍛冶スキルも30を超えているので、シップ装備をゲット出来る。シップ装備とは特定のスキルが30を超えた時に所持を許される特殊な装備だ。普通の装備とちがい、耐久度が0になっても壊れない(威力は落ちるが)で使い続けることが出来る。また、修理も出来るので酷使してよい。ちなみに単スキル用のシップ装備は、スキル60と90を超えたときに装備すると、自動でランクアップして威力が上昇する。で、今欲しいシップ装備は2つあって、採掘用のマイナーピックアクスと鍛冶用の鍛冶屋ハンマー。まずは後者からゲットする事にした。
ギルドマスターから鍛冶屋ハンマーの対価として、竜騎士が使うドラゴンサドルを作るよう頼まれる。材料には裁縫技能で作られる「竜のなめし皮」と「ストラップ」が含まれていて、自分では作れないのでふろーらさんに作ってもらう事にした。竜皮はストックしてあるそうなので、ストラップの材料の動物のなめし革のそのまた材料の動物の革をゲットしに狩りに出る。城門を出てすこし進むと、丁度良くフリーのヒルトップライオンがいたので狩る。ライオンの肉数個と動物の生革が6枚手に入った。ついでに光る牙も欲しかったがこれは持って無かった。光る牙を持っていると暗闇でも周りが照らされる。たいまつの代わりになるものだ。もっとも、たいまつの必要な暗闇にはいまのところ行く用事はない。鉱山には、ちゃんと照明があるので暗くない。で、手に入れた動物の生革をふろーらさんに渡して、竜のなめし革とストラップを受け取る。そして、残りの材料のコットンの布束を銀行のストックから引き出して、ドラゴンサドルを生産しようとしたところで、鉄のインゴット10個が足りないことに気づく。面倒だが店でつるはしを買ってダーイン山へ突入。入り口付近では充分な鉄が手に入らなかったので中央まで行くが、そこでオークシャーマンとの戦いになり戦死。大量のオークが闊歩するオークの巣窟で死んだので、霊体移動で復活するのは絶望的だ、なのでソウルバインダーに頼んで死体引き寄せをしてもらった。代償に強化魔法0.6と落下耐性0.6のスキルが持ってゆかれた。基本的に死体引き寄せで奪われるスキルは、低くて成長しやすいものになるようだ。なのでそれほど腹が立たない。で、現在の手持ち鉄鉱石をインゴットに精錬すると、9個になった。あと1個のところでまったく惜しいことをした。度々面倒だがまたダーイン山に突入し、鉄以外にも青銅と鋼鉄をついでにゲット。持ち帰り鉄以外は銀行に預け、ドラゴンサドル生産成功。ネオク高原のギルドマスターに渡して鍛冶屋ハンマーを受け取る。思ったより苦労したなぁ。次はマイナーピックアクスだ。
ゲーム内時間が20時を過ぎたのでギルドマスター前で待機する。マイナーピックアクスを落とすゴーレムはゲーム内時間で夜間[21~5時]の間だけ出現する。また、このゴーレムはギルドマスターがかけてくれる魔法の効果が無いと倒せない。21時になったので、ギルドマスターに話しかけゴーレム討伐のクエストを受け魔法をかけてもらった。目的のゴーレムはネオク高原南部に広がる竜の墓場の北側に出現するとのこと。意気揚々と竜の墓場に突入しゴーレムをさがす。が、なかなか見つからない。そのうちに、ヤングオルヴァン(肉食恐竜)にちょっかいを出された。勝ち目がないので逃げるが、ヤングオルヴァンの足のはやいことはやいこと。迷路の様に広がる地形を利用して何とか逃げ延びたが、スタートから30分が経過して魔法が切れた。クエストは失敗だった。このことをふろーらさんに話すとゴーレム出現ポイントまで道案内をしてくれるとのこと。ついていってみると、ネオク高原の東側から、双子山づたいに竜の墓場へ入っていった。山腹を進んだのはモンスターとの遭遇を避けるためだろう。この辺りは平地にヤングノッカーという好戦的なモンスターが出現する。で、双子山のすぐ南のくぼ地がゴーレムの出現ポイントらしい。早速次の日(土曜)の昼ゲーム内時間では夜21時にギルドマスターのクエストを受けて、ゴーレムを討伐した。ゴーレム自体はあっけない程弱かった。純粋な生産系のキャラでも頑張れば倒せる様なバランスになっているのだろう。また、忘れずにクエスト終了の報告をギルドマスターにした。
今回は、プレイ時間こそ少なかったが、内容は濃かった。その後、鉄砲玉を露店に陳列して放置していたら、「サーバーからの応答がありません」のエラーで落ちていたので、再び露店を出し再放置。当面の軍資金を得た。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です