空気通信:希望のアリアドネ

情報操作がどうのこうのと騒いできたが、もしも私を論理的に封じている存在の長がとある女性ならば、現実は私が思っているほど陰湿なものでは無い様に感じる。むしろ皮肉なことに、人々の間に溢れる思い遣りと謙虚さが事態を停滞させる原因になっていたと思える。また、私に陰湿なイメージを見せていた原因は、その女性が何者からか陰湿な仕打ちを受けているかいたかだからだと想像できる。

状況が混乱し、思い遣りと欲望と絶望が交錯するなかで、登場人物たちの想いとは裏腹に築かれた巨大な迷宮。その中で自分が迷い続けてきた日々を思い起こせば、迷宮の出口への案内者アリアドネの糸は論理情報ではなく、人々の魂からかもし出される言外の感覚情報のなかに隠されていたのだ。迷宮を紐解くには、関係する人物たちの遭遇した悲劇を理解し、受け入れなければならないのだろう。私の精神の内に悲劇を理解する想像力と、受け入れる包容力が育まれるまで、迷宮の出口は開かれないのかもしれない。悲劇となった結末に不満と怒りを感じて、小さな過失の積み重ねから悲劇の原因を作り出した罪の無い人々に戦いを挑むようなことが求められているのではなく、想像力で悲劇を共に味わい、共に涙を流し、最終的には悲劇を受け入れる包容力こそが、私に求められている資質なのだと理解した。

私は今まで、自分を閉じ込める迷宮をただ憎んできた。私が脱出するために必要な要素は、自分の苦しみを訴え、情報操作の悪を暴くための表現力だと思ってきた。たしかに表現力は今後必要になってくるのかもしれない。愛すべき人々の遭遇したいくつかの物語を分解し再構築して悲劇の再発を防ぐ歌を紡いでゆくことは意義がある。しかし、私の個人的なちっぽけな表現力で、この巨大な迷宮を破壊出来ると考えるのは、思い上がりなのだろう。

迷宮の出口を封じている存在でありながら、同時にアリアドネの糸を差し伸べてくれている存在。それがとある女性であることを期待している。私がかつてクリッキーと呼び親しみ、愛し、そして相思相愛を確認する前に去って行った女性であることを。人々から溢れる言外の情報の、ぽっかり空いた空隙を巷の物語りと想像力の奔流で埋め合わせたパズルの映した情景は、そこにひとつの悲劇を表している。私がフラグをへし折ってしまい、遭遇出来なかったイベントの中で、男性恐怖症を患うに至ったことを。体外受精でしか子孫を残せない様に、精神とひょっとすると肉体もダメージを受けたらしいことを。私は、その悲劇を論理的に知りたい。そして、一緒に涙を流したい。男性恐怖症を克服させてやるなんて、大口たたくほどの自信は無いけれど、心の傷を理解したい。一緒に生きてゆきたい。会いたい。今も愛しているから。

とまぁ、想像で色々書いてしまったけれど、核心に少しは近づいたのではないかと思う。そして、もしクリッキーがアリアドネの役割を演じているのなら、ミクシィに書く日記で私の意志を伝えることが可能だろうから、勇気を出してアップする。現実が見当はずれであったとしても、私が恥をかくだけですむのだから。

空気通信:困惑と不機嫌の原因

私を支配すべく情報を操作する者の意図がよく判らない。私を破滅させようというわけでもなく、幸福に導こうというわけでもない。心の目の解像度が粗く不鮮明であるために、謎の支配者の構成要素がいまひとつはっきりしないのだ。ただし、最近判ってきたのは、謎の支配者は一人ではないということだ。一人の強力な支配者によって、一つの明確な目的を達成しようと全体が動いているという訳ではなさそうだ。複数の人物が、それぞれの目的の元に、自分の持っている力の範囲内で情報操作をそれぞれ行なっているというイメージが強い。代表者はいるのかもしれないが、それ以外の人物にもそこそこ大きな裁量が与えられているようだ。しかし、まったくの無秩序という訳でもなく、全体を貫く原則はあるらしい。現在理解している原則は以下の6つである。

1.私に与える情報が操作されたものである事実を隠蔽する。

2.私に関する情報のうち、私の知らない何かを隠蔽する。恐らく身分情報。

3.私が、愛していない女性と深い仲になるべく操作する。

4.情報操作を行う者と私の間のコミュニケーションの禁止。(情報操作を行っていることを隠してのコミュニケーションは可能)

5.構築された情報ヒエラルキーの最下層で虐げられている事に関して、私が抱く怒りと憎しみに関しては、無視する。(怒りのあまり私がテロ行為を起こしたとしても、私以外の者が責任を取るような状況にはならないと考えているからだろう)

6.2で隠蔽された、私に関する何らかの情報を共有する。

情報操作によって、暗闇に閉ざされた世界は何もかもが疑わしい。そんな世界を構成する人物たちに対する信頼感は、容易には育まれ得ない。また、私が怪我や病気に陥ったときに、信頼の不十分な人物に命を預けなければならない恐怖は、誰に想像出来るのだろうか?普通に生活するだけでも、どれほどの勇気が必要なのか、気楽に情報操作にいそしんでいる者たちには解るまい。精神と肉体を健康に保つためには、信頼出来る質の高い情報が不可欠なのだ。
己を知ることは、自己防衛において最も重要なこと。それを阻害され防御のままならない状況に置かれていることに、怒りを禁じえない。たいていの悪は弱者を狙うものだ。世界に満ち溢れる悪からの防御がままならない現状が改善できぬ苦しみをよく理解して、腹立たしい現状を解決するよう協力して欲しいと切に願う。
結局のところ私の最大の望みは、すべての元凶と考えられる、私に関する隠蔽された情報を私に開示して欲しいということである。
マイミクの皆様には、少々不快な気分にさせてしまったかもしれませんが、もし私に関する情報を隠蔽する者をご存知な方がいらしたら、情報を開示する様お願いしていただければ私は救われます。本当に困っているんです。