紙の潮時

ここ数年、自分の部屋がちらかりっぱなしで、読みたい本などがなかなか見つけられないという状況が続いてきた。片付けようにも、なかなか物が捨てられないのである。特に本などは、また読みたくなった時のことを考えると、全然捨てられない。しかしながら、ここ数年で電子書籍の発行が増えてきて、読みたいマンガなどは殆ど電子書籍としても手に入る状況になった。まぁ、さすがに技術書などのマイナーな書籍は、紙媒体でしか手に入らないものが多いが、古くないメジャーなマンガやラノベはほとんど電子化されている。

ここが潮時なのだろう。

電子書籍として手に入れられるマンガ等を、思い切って古本屋に売ってしまおうと思った。たしかに、古本に比べると電子書籍は高い。しかし、アニメのDVDなどに比べれば安いのだ。そして、全てが1枚のタブレットに入ってしまう。久々に読もうと思い立ったときに、本棚をあちこち探す必要がないのだ。まぁタブレットの記憶容量にも限界があり、特にマンガなどの画像データは容量を食う。それでも、タブレットに入りきらないデータは一度買ってしまえば、いつでもクラウドからダウンロード出来る。月路には光回線があるじゃないか!

で、端末をどれにするのかで少々迷った。本当はiPadが欲しいのだが高い。また、読書用途がメインなので、アマゾンのKindle Fire HD(32G)が良さそうだ。最新機種ではないが、ビックカメラで一万円以内で買える。キンドルは明日買いに行くとして、今日は本の箱詰めをしよう。